一般的に、男の子と女の子が生まれる割合は、
男の子:女の子=105:100と、男の子が若干多いとされていますが、
アフリカなどの熱帯地方では女の子が多く生まれているという文献があります。
いったいなぜ熱帯地方では女の子の方が多く生まれているのでしょうか?
調べによりますと、
熱帯地方で生まれた赤ちゃんは、
一般的な男の子と女の子が生まれる確率より、
女の子が生まれる割合が若干上がっているそうです。
全体的にみるとまだ男の子が生まれる確率が高いようですが、
熱帯地方ではその差が少なく、ほぼ半々に近い割合で生まれているというデータがあります。
なぜ熱帯地方では女の子が生まれやすいの?
これについての原因は正確に解明されていませんが、
おそらく、睡眠ホルモンである「メラトニン」が作用しているのではないかと考えられています。
メラトニンは、夜になると分泌されるホルモンで、眠気を誘います。
そして、朝になるとメラトニンは分泌されなくなり、活動的になります。
日が長く日光に当たっている時間が長いとメラトニンは多く分泌され、
日が短く日光に当たっている時間が短いとメラトニンの分泌は少ないのです。
熱帯地方は日が長く日照りも強く、メラトニンが多く分泌されているので、
その結果女の子が生まれる確率が少し上がったのではないかとされています。
その他には気温が高いため、精子か卵子に何らかの作用が働き、
このような割合になったのではとも言われています。
とは言っても、女の子が欲しいからといってアフリカで暮らすわけにはいかないので、
今回の記事は参考程度にしてくださいね。
参考文献
http://www.newscientist.com/article/dn16879-first-link-found-between-latitude-and-sex-of-babies.html#.U4gV-WOKDIU