産み分け方法には、自然妊娠で行うものと、パーコール法で行う方法とあります。
パーコール法は女の子の産み分けに有効とされていて、中には80%以上の成功率があるという病院もありますが、パーコール法でも産み分けの実際は思ったより成功率が高くないようです。
⇒パーコール法での産み分けは9層より12層の方が確率が高くなる?
パーコール12層での実験
パーコール12層での実験の文献がありました。
10人の健康な男性の精液を12層のパーコール液で分離して、
下層の精液の性別を調べた結果、
X精子とY精子の比率は52.2:46.4であった。参考:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9822986?dopt=Abstract
自然妊娠の場合は、女の子と男の子は、100対105の確率で生まれるので、それに比べれば若干女の子が生まれる確率は高くなるかと思います。
ですが、このぐらいの差で産み分けが出来ると言えないのでは?と思いました。
それなら、万全な体制を整えて、自然妊娠での産み分けをした方が、よっぽど確率は高くなるのではないかなと思っています。
この実験結果がすべてではありませんし、実際パーコール法で女の子を出産している人は大勢おられると思いますが、過度な期待はしない方が良いかと思います。
病院が発表しているパーコールでの産み分け成功率のからくり
病院によっては、80%の確率で成功しますよ!とうたっているところもいくつかあります。
ですが、その統計の取り方ですが、パーコール法を実施しして妊娠した全ての人の統計を取っているわけではありません。
患者さんはパーコール法をした病院に性別の報告義務はありませんので、男の子だった人で、病院に報告していない人は大勢おられると想像できます。
逆に、希望の女の子で、病院にお礼の電話やメールで報告している人の方が多いかと思います。
ですので、この病院の統計結果はあまりあてにしない方よいでしょう。
実際私の元に多くの方から「パーコール法で男の子でした」というメッセージを頂いています。
パーコール法の実態を目の当たりにし、私としてはどちらも確率が変わらないのであれば、
自然妊娠での産み分けをおすすめしたいと思っております。