不妊治療中の方はご存じかと思いますが、
不妊治療で人工授精や体外授精を行う際に、
旦那さんの都合がなかなか合わせれない場合に、
精子を凍らせておく、という技術があります。
これを「凍結精子」と呼びますが、
この凍結精子はX精子が多く確率が高いという話を聞きました。
なぜ凍結精子にはX精子が多くなるの?
精子を凍結させると、
精子にはものすごく負担がかかります。
そして解凍され、人工授精や体外授精に使用されるのですが、
その解凍にも負担がかかると言われています。
ですので、凍結解凍する際に、
もともと弱いと言われているY精子が弱り、X精子のみが残るのではないか?
と言われているそうです。
これは体外受精を行っている医療従事者の方に話を聞いたので、
詳しいソースや文献は見当たりませんでしたが、
Y精子とX精子の特徴を考えても、これは正しいような気がしています。
凍結精子を女の子の産み分けで利用するには?
産み分けには、
自然妊娠でおこなう方法と、人工授精のパーコール法でおこなう方法と、
体外授精の着床前診断でおこなう方法がありますが、
人工授精、体外授精でおこなう際に、
フレッシュな精子ではなく、凍結精子を用いて行うことにより、
X精子が残りやすく、女の子になる確率が高くなるかもしれない!ということです。
不妊治療中の方は妊娠率が下がることを頭に置いて
ただし、凍結精子を利用しての人工授精、体外授精は、
精子の運動率が下がるため、妊娠率自体は下がってしまいます。
ですので、不妊治療中で妊娠を優先したい方は、
凍結精子よりは、フレッシュ精子を使用しての人工授精、体外授精の方が、
精子の状態が良いので、早く妊娠できるかもしれません。
産み分けを目的としたパーコール法を行うのであれば、
あえて凍結精子を利用して人工授精をする、という方法もありかもしれません。